どえらいextensionなので入れるつもりはなかったのだけど、導入は簡単なので入れるだけ入れた。
なにこれ?
そもそもSemantic MediaWikiって何?っていうと、日本語の資料はもの凄く少ないので詳しくいえない。英語よめって話なんだけど、やっていることが崇高すぎて追いつけない。
- wikipedia:Semantic MediaWiki
- www-kasm.nii.ac.jp/papers/takeda/04/takeda05swo.pdf
端的に言っちゃうと、言葉に属性を与えてそれを元に引き出すっていうもの。
要はセマンティック・ウェブのwiki版。
例
日本語でやっているwikiで、実演しているところは以下の2つ。
- http://www.sunsept.net/gene/index.php/Tokyo
- KoToBaWiki
- SMWのプロパティを考えてみよう
- SMWのプロパティを利用して文書一覧を作ってみる
- ここでは派生extensionであるSemantic Formsを使っている。
例が簡潔すぎて例になっていなかったので、以下追記
もうちょっとまともな例を挙げると、例えばこのページ。
偉く長い表が載っているけど、実はこの表を表示させているのは以下の部分。
{{#ask: [[:+]] [[Category:Semantic Web tool]]
| ?version
| ?release date =
| sort = release date
| order = descending
| format = ol
| limit = 5
| searchlabel = <!-- Hide standard "further results" link -->
}}
表の一部のデータはどこから来ているのかというと、それぞれの記事から。
3storeって項目を取り上げると、
このページの情報表(右にある表)とカテゴリをさっきのコードで引き出しているってわけ。ちなみに、コードはひとつひとつ丁寧に書かれている訳じゃなくてテンプレートを使っている。
表中にそれぞれ属性を与えておいて、Category:Semantic Web toolにあるページを参照しますよっていうのがこのコードの意味。
で、どうするの?
うそぴょん/(∂.∂)\さんがwikiデータをJSONで出力できたらいいねってつぶやいたので、できるのかなーと調べてみたら、できるみたいなので、
これで何かやりたい人がいたらどうぞ好きなようにしてね、ということです。使いものになるかは保証しません(ぉ
もしかしたらSemantic Formsを入れた方が楽なのかもしれないけど、これは保留。