単なるまとめ記事。
まえおき
Opera11について書く前に、Opera MobileとOpera Miniについて触れておく。
Opera MobileにしろMiniにしろ、共通するのは、どちらもハードウェアアクセラレーションとピンチインによるズームができるようになること。
Opera Mobileは今までOEMだけであったのが、今回からAndroidすべてに提供されるということ。
Opera Miniは、こんどこそiPhoneに更新が来るということ。
リリースはまだ先だが、Opera Miniが公開された暁には「使えない」だの「拡大がおかしい」だの言っていた人たちは反省してデスクトップもOperaにするか業火に焼かれてしまえ(酷
Opera11について
まず、WebSocketをサポートしたこと。
とはいっても、これは10.70 snapshotからなので、正確には11からではない。
次にCSS3 Gradients。
@jeresig Looks good. Opera will support CSS3 Gradients (to current spec) soon, so you may want to add -o- versions.
2010-10-16 21:25:05 via web to @jeresig
要Vendor Prefixだけど。
今直ぐ-o-を付ける作業に取り組むんだ!(誰かに向かって
ハードウェアアクセラレーションをサポートするということは、Vega と(ベクターグラフィックスライブラリ)がアップデートしたってことになるのだけど、更に何かするのかは知らない。
Extensionは、ここが詳しい。
FirefoxのJetpackやChrome extensionからOpera Extensionへ、ということができえば、願ったり叶ったりかもしれないが、WidgetとJavaScriptでそこまでできるの?といえないでもない。
Making it easy to port extensions across platforms was a design goal.
よりパワフルというのは、どこらへんがパワフルなのだろうか。
although there is of course more functionality available to make extensions more powerful than either of these on their own.
実はExtensionは独立したプロセスであることがわかった。Opera Widgetが既にスタンドアロンで動いているのだから、そりゃそうか。
It runs its own process, and has methods to communicate both with pages and with the web directly as well as add interactive items to the user interface.
また、同記事より、labs.opera.comからOpera11 Alphaが出ることが分かっているので、今週はここに注意を向けよう。
After this week's press announcement and extensions demos, everyone is eagerly watching labs.opera.com to see when the first release appears.
ただ、Extensionは、あまり期待しない方がいい。
実際に会場で紹介されたExtensionのひとつであるWikipediaのものは、この映像を見る限りIEのAcceleratorと代わり映えがしない。
そりゃ単なるデモだから、と思うかもしれないが、ここで残念なお知らせ。
よく動画を見ると、テキストを選択してWikipediaで検索する前に、ツールバー上のWボタンを押している。つまり、これはボタンを押さないと作動しないということを意味している。それは邪推だと思いたいが、コンテキストメニューが別に表示される時点でmenu.iniと、ここでのExtensionは、連携していないことが伺えるから、納得しようもない。
そういうわけで、11 alphaのExtensionは、menu.iniと連携できなさそうだという点でものすごく限定的ではないか、と予想できる。
だから、Extensionに期待しすぎてはいけない。