期待のRSSリーダーが、2度目の名称変更を行いアップデートされた。
Pulp for iPad 1.2
カテゴリ: ニュース
価格: ¥600
更新:2010/11/26
値段が¥600となっているが、これは感謝祭のホリデーシーズンに合わせているだけで、今後は¥900で販売すると思われる。
Pulp for iPadは、Acrylic Times for iPadのときとは違い、右側の無駄なスペースを省きボタンを上部に持っていくことで、画面全体に文章が入るようになっている。
それだけではない。"Magic Reader"という、全文表示機能をそなえているのだ。製作者によれば、3G回線を使う場合はWebページを表示するよりも、速く表示されるとのこと。
以上のように、魔法の杖をタップするだけで全文が表示される。*1 だが、"Magic Reader"の恩恵を受けるには、WebページがUTF-8でエンコードされていなければならない。それ以外のWebページは文字化けが起こるので、おとなしくまるごとRSSを使ったほうがいいだろう。
このように、初めからMagic Readerを使う方法もある。*2
その他の変更点として、Shelfの使い勝手が良くなった点がある。
Shelfは、一覧表示したときにだけ登録記事数が確認できるとか、"棚"を表示している時だけしか未読管理が出来ないという勝手の悪さがあったが、Pulpではすこしばかり改善されている。
+ボタンで追加すると総数がカウントされるし、該当記事を表示したときには-ボタンで削除できる。
だが、-ボタンは、その記事を表示した時だけしか表示されないから、ほとんど使うことがないだろう。
実際に記事を消していくときは、"棚"を表示してD&Dで棚の外へ放り出せばいい。
なお、"棚"に入れた記事を読むには、各記事をタップするだけで良い。
iOS4.2をサポートしたことで、更に素早く操作できるようになったはいいが、やはり一部のfeedの配列がおかしい。配信feedの順番にならないのは何故だろうか。
調べたところ、ameba*3とFeedBurnerは期待通りの配列をするが、その他がおかしくなるのは何が問題なのかはよくわからなかった。
だが、よくできたリーダーであることにはかわりないので、私は使わない理由には挙げないことにしている。