Adobe製品にOperaが含まれている理由。

これの続き

原因がわかった

Adobe After Effectのトライアル版を入れていたのですが、それに同梱されていたって言う落ちでした(After Effectに限定しない;Adobe製品をインストールすると付いてくる、アプリケーションに同梱されている)。

  • /Applications/Adobe Bridge CS3/Bridge CS3.app/Contents/MacOS
  • /Applications/Adobe Device Central CS3/Device Central.app/Contents/MacOS/Required

もうちょっと探る。

どうしてこんなことになったのか。

Adobe Device Centralに含まれる理由

携帯電話のシミュレーションをあつかうためにOperaのスモールレンダリング技術が利用されているらしい。参考:実は2003年からずっと続いている。
だからってOperaそのものを入れ込むって、どういうことなの、、、。

Adobe Bridge CS3に含まれる理由

Operaレンダリングエンジンを採用していたAdobe GoLiveの終了とApollo(現Adobe AIR)のWebKit採用によって、AdobeOperaからWebKitへ鞍替えしたと思っていましたが実は全然そんなことはなかったのです。2005年にOperaAdobe Criateve Suite 2に統合されています。*1
それが今まで続いているというのが、「Adobe製品をインストールしたらOperaがもれなく付いてくる」ことへの回答なのでしょう。Mac限定なのかな?

注意すべき点

リリース時期から考えて、Adobe CS3に搭載されているOperaのVer.が9.20なのは納得です(どちらも2007年4月)。CS4は今月リリースされたのですが、搭載されているとしたら9.5以上かもしれません。
何にせよ、Adobeに統合されているOperaOperaそのものであり、バージョンアップされることがないってことは覚えておくべきことでしょう。

*1:http://japan.internet.com/webtech/20050406/5.html http://jp.opera.com/pressreleases/ja/2005/04/04/