Droplrは、フリーで1GBのストレージが使える、ファイル共有サービスです。
こういう紹介をすると、おそらく殆どの人がDropboxのようなサービスと同じ物と考えるでしょうが、DroplrはファイルをPC間で同期するサービスではありません。
Droplrはサーバにファイルをアップロードしてそれを共有するサービスで、Dropboxのような使い方はできません。ストレージとして使うわけですが、ストレージというほどの自由度とも言えないでしょう。あえていうのならファイルクリッピングとでもいうんでしょうね。もっとわかりやすくいうと、スクリーンショットを瞬時に公開できるGyazoに、画像以外のファイルを扱えるようにしたって思っていただくといいでしょう。
Windows版も出ました。 http://windroplr.com/
Droplrのアカウントを取得する
まずはサイトに行き、Droplr.appをダウンロードしてください。
Droplrをダウンロードしインストールしたら、起動しましょう。
この画面の次に表示されるのは、TwitterのOAuth認証画面です。そうです。Twitterのアカウントを使ってDroplrを使うことができるんです。
認証がすむと暗証番号が表示されます。暗証番号が表示されると同時に“Save & Authorize”ボタンが表示されるので、これをクリックすると自動的にDroplr.appに保存されるので覚える必要はありません。
アップロード
見ての通り、リンクやファイルをこのアイコンにドラッグ&ドロップするだけでアップロードすることができます。
D&Dしたあと、アイコンの表示がかわり、しばらくしてURLが表示されます。そしてそのURLは自動的にクリップボードにコピーされます。
Droplrは独自に短縮URLを持っていて、そのURLが使えるのでTwitterに投稿しても文字数に悩むことはありません。
Twitterと連携
BluebirdやTweetieなどのクライアントと連携することができます。アップロード後に表示されるポップアップにtというボタンが表示されるので、それをクリックすると自動的にURLを入力してくれるというわけです。
スクリーンショットを撮る
Gyazoはアイコンをクリックして画面を選択するようになっていますが、Droplrはショートカットを入力してからになります。
デフォルトではAlt + Shift + 4となっていますが、これはあとから変更できます。
Web上でファイル管理
クライアント側ではアップロードやキーボードショートカットの設定ができますが、ファイル管理を行うにはWebサイトを開かねばなりません。
サインインするには、もちろんTwitterのアカウントを使います。
URLを変えられる
Droplrが用意しているURLは"droplr.com" "drp.ly"の2つです。
それだけではありません。自分でドメインを変更することができます。もちろん自分のドメインを使っても短縮された状態でURLが生成されます。
自分がもっているドメインで、ファイル共有をしたい方はAレコードを72.47.215.85にしましょう。
使ってみよう!
Twitterをやっている人でMacユーザーの人なら、これは使ってみるべきですよ!
いろんなファイルを共有できますし、なによりGyazoと違って管理できるしURLを弄れますから。
ただ、Snow Leopard専用なので利用できない人が結構いるのかもしれませんが。