Googleのサイドバーにある、これ。英語ではsearch tools、日本語では検索ツール。
新しいデザインになったGoogle検索の、英語インターフェイスには新しい検索ツールがあります。従来のものと合わせてみていきましょう。
検索ツールまとめ
All results
すべての検索結果を表示します。これは普段の検索結果です。
Sites with images
画像を掲載しているページに絞ります。これは今までありました。
この検索ツールを使うと、結果にインラインで画像が表示されるので目的の画像がそのページにあるかどうかを(イメージ検索よりも)判別しやすくなります。
Visited pages / Not yet visited
閲覧したかしていないかで表示する結果を分けます。
これも今までありましたね。
「このページは前に見た!」なんてことがないようにするためにNot yet visited*1を使うといいでしょう。
Dictionary
Google Dictionaryは1年以上前からやっていましたが、今度は検索画面でできるようになります。
Google自前の辞書と、Web definitionsという各サイトでの定義(Wikipediaなど)、Synonymsで同義語の羅列、Usage examplesで各サイトで使われている文章を引き出すなど、web上の英語を調べるには実用的ではないでしょうか。
検索ツールとしては初めて追加されました。
Reading level
そのまま読めば"読解力のレベル"ですが、さてこれはなんでしょう?
Basic / Intermedia / Advancedはそのまま下級・中級・上級のことで、おそらくは書かれている内容が難しいかどうかであったり長いかどうか出会ったりで分けているのでしょう。たぶん。
これは新しい検索ツールです。
Social
Google Social Searchのことです。
TwitterやらFacebookやらをGoogleアカウント(のProfile)に紐付けた状態で検索すると表示される、「○○さんが Twitter で共有しました」と表示される、あれのこと。
Socialでは、共有されたリンクのみを範囲とするので、特定分野に詳しい人をfollowしておくと恩恵がありそうです。
これは最近追加されたものですが、今回追加されたものではありません。
Nearby / Custom Location
旧デザインにあったのですが、日本語インターフェイスにはまだないようです。
そのまま位置情報を反映させて検索することができます。Custom Locationで好きな場所を入力して使えば、現地情報だけを特に調べることができます。
あとがき
新しく増えたのは、
- Related searches
- Dictionary
- Reading level
の3つですが、まあ使いませんよね...。
そんなことより、サイトブロックがまだ英語インターフェイスでしか反映されない上、追加ボタンが表示されないのはどういうことなんですか?!
実際にブロックした場合、結果下部にこうやって表示されるようになったのはいいですけども。
*1:日本語では未閲覧のページという訳が当ててある