Google検索のパラメータに"client"を入れることで、特定のブラウザを支援できる(と思う)。

MozillaがGoogleから収益を得ているように、Operaもまたそうであって*1フェンリル(Sleipnir作ってるところ)もやっている。
FirefoxOperaSleipnirも、デフォルトの検索窓からは必ず"client"パラメータがつくようになっており、おそらくこれを元にGoogleが計上しているので、検索エンジンのパラメータを変更する際は必ず以下の内どれかひとつを挿入した方がいい。

  • client=firefox-a(client=firefoxもある)
  • client=opera
  • client=fenrir(client=fenrir-subもある)


なお、Opera


For example, several search engines make usage payments to us for searches made by you (Opera users). This is the major source of income for Opera’s desktop browser, with revenue shares also in place on a variety of mobile products.

と携帯機器からも収益を得ていると言っていることと、実際に以下のようなパラメータがついてくることを考えれば、やはりclientを挿入した方がいいと思う。

  • client=ms-opera-mobile
  • client=ms-opera-mini
    • ms-opera-mini-iphoneなど、端末によって異なる場合もある。

"sourceid"

Google検索のパラメータに"sourceid"というものがあって、これが収益計上に使われているのではないかなんて考えられていたこともあった。
けれども、

というように、各製品についてくることを見ると、単なる解析のためのパラメータではないかと思う。

client=safari

以上を踏まえると、clientパラメータの有無でGoogleから収益を得ているかどうかが分かることになる。
ところで、Safariの場合だと、sourceidは無くclientが挿入されている。
ということは、AppleGoogleからお金をもらっているのだろうか?

Googleだけでなく、Bingも。

実はBingもGoogleのような手法をとっている。
とはいっても、私が確認しているのはOperaだけ。BlackBerryがあったのを思い出した

Bingにおけるそれは"pc"のようで、Operaで検索すれば"pc=OPER"というパラメータがついてくる。
「でもOperaの検索窓は、Googleになってるよね?」と思う人もいるだろう。だが、英語版はこうなっているのでOperaもたいそう賢いことをしたといえる。
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追記

BingにもFirefox用のパラメータが登場しました。

*1:参考:http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/21/9206.html